ボールを遠くに蹴るコツは？｜小学生でも飛距離が伸びる“5つのポイント”を徹底解説
- 100スキルズ運営者
- 11月30日
- 読了時間: 7分
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サッカーをしている子どもが必ず通る悩み——
「もっと遠くに蹴りたい！」
実は、足が強いだけではボールは遠くに飛びません。
フォームや身体の使い方が正しくなると、小学生でも驚くほど飛距離が伸びます。
この記事では、
ボールを遠くに蹴るための重要ポイント
小学生がやりがちなNG動作
家でできる改善練習
飛距離が伸びる身体の使い方
を分かりやすく解説します。
1. 遠くに蹴るための5つのコツ（これだけで変わる）
① 足の“真ん中〜少し上”を当てる
遠くへ飛ばしたい時は
足の甲（インステップ）の中心でボールの中心をとらえること。
低い弾道 → ボール中心
高い弾道 → ボール中心より少し下
小学生は「ボールの真下を強く蹴る」と思いがちですが、
それは浮くだけで遠くには飛びません。
② 助走を斜めから取る（5〜15度）
まっすぐ入るより、
少し斜めに入った方が足を振り抜きやすい。
ボールが左右にぶれにくい
パワーが乗りやすい
助走の角度が変わるだけで飛距離が伸びることが多いです。
③ 軸足（踏み込み足）の置く位置が超重要
遠くに飛ばす選手は例外なく
軸足がボールの横に置かれている。
正しい位置
ボールの横
ボールとの距離は10〜20cm
間違い
× 軸足が後ろすぎる
→ 足が伸びてパワーが伝わらない
× 軸足が前すぎる
→ ボールが下にしか飛ばない
軸足の位置を整えるだけでフォームが激変します。
④ 膝をしっかり曲げて“振り抜く”
力が弱い子の共通点は…
足を“押している”だけで振り抜いていない。
太ももをしっかり引き上げる
膝を曲げる
そこから一気に足を振り抜く
振り抜きが強くなると、ボールは自然に飛びます。
⑤ キックの直前に「体をやや前傾」にする
強いキックを打つには、
体が後ろに倒れすぎてはいけません。
少し前傾 → 低く強いキック
後傾 → 高く上がるだけで飛ばない
飛距離が伸びない子の80％が「後傾姿勢」が原因です。
2. 小学生がやりがちなNGフォーム
① 足だけで蹴る（体を使わない）
→ パワーが出ない
→ 足が痛くなる
② ボールの下を蹴りすぎる
→ 浮くだけで全然飛ばない
③ 助走のスピードが速すぎる
→ タイミングが合わずパワーが逃げる
どれも“よくあるミス”なので、1つずつ直せばOK。
3. 家でもできる「飛距離アップ練習」
① 素振り（ボールなし）でフォーム練習
ボールなしでも足の振り方を覚えられます。
軸足の置き方
足の振り抜き
体の前傾姿勢
10回×3セットでOK。
② 壁キック（軽めでOK）
低学年でも安全。
ボール中心を当てる感覚
軸足の距離感
当たる音でフォームチェック
壁に向かって強く蹴る必要はありません。
③ 股関節ストレッチ
飛距離は足の筋肉より股関節の柔らかさに大きく影響。
開脚
もも裏ストレッチ
股関節回し
毎日5分でOK。
4. 飛距離が伸びる子の共通点
✔ 股関節が柔らかい
→ 足が大きく振れる
✔ 軸足が安定している
→ ボールにパワーを伝えやすい
✔ 足の振り抜きが大きい
→ ボールがぐんと飛ぶ
✔ ボールの中心を正しくとらえられる
→ 足の力が自然と伝わる
特別なパワーは必要なく、
フォームが整えば小学生でもしっかり飛びます。
5. まとめ｜強く蹴るのではなく“正しく蹴る”と飛ぶ
ボールを遠くに蹴るために大切なのは次の5つ。
足の甲の中心でボールの中心をとらえる
助走を少し斜めにする
軸足の位置を整える
膝を曲げて振り抜く
体をやや前傾でキックする
飛距離が伸びない原因の多くは“フォーム”。
正しく蹴れるようになると、
足が強くなくてもボールが驚くほど飛ぶようになります。
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