"小学生の子供のリフティングサポーター"としてリフティングのオンラインレッスン活動をしております。
「子供が所属するサッカーチーム(サッカースクール)でリフティングテスト(課題)があり、条件をクリアしないと次のクラス(レベル)に上がれない」
このようなお悩みはございませんか?
今回はそんなサッカーチーム(サッカースクール)のリフティングテスト(課題)を乗り越えるために親ができる対策方法を3つご紹介いたします。
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「そもそもこの記事の執筆者って誰?」という声が聞こえてきそうですが
私は"リフティングデザイナー吉田直人"として、累計3000名以上の子供たちのリフティングにほぼマンツーマンで向き合ってきました。現役のリフティング専門指導者でございます。
子供のリフティングサポートが好きなサッカー経験者(リフティング歴30年)です。
2020年頃まで主に活用していたストアカでは実際に受講してくださった方々のレビューも見れます(外部サービスのリンクに飛びます)
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<目次>
・リフティングテストとは
・リフティングテストの目的
・リフティングテスト対策の必要性
・親ができるリフティングテスト対策1つ目
・親ができるリフティングテスト対策2つ目
・親ができるリフティングテスト対策3つ目
・おわりに
・リフティングテストとは
リフティングテストとは主にサッカーチームやサッカースクールなどで導入されるサッカーのボールコントロール技術の向上や目標達成のための自主性・継続性を促すようなリフティング課題のことです。
リフティングテストは独自のテスト内容が多く、所属するサッカーチームやサッカースクールによって異なります。
例えば、リフティングの回数(例:最高回数)だけのものもあれば、リフティングの種類(例:インステップ、インサイド、アウトサイド、もも、肩、頭など)、リフティングの移動距離(例:30メートル走)といったものが多いです。
最近では、トレセンやセレクション、また学校の体育の授業でもリフティングテストが実施されているところもあります。
・リフティングテストの目的
リフティングテストの目的は大きく分けて2つの項目に分けられます。
それはスキル、もう一つはメンタルです。
リフティングテストの目的その1:スキル
・1人でもできるサッカーの基礎スキル向上
一番分かりやすい目的はサッカーの基礎スキル向上です。この場合の基礎スキルは、インステップキック(インステップトラップ)、インサイドキック(インサイドトラップ)、アウトサイドキック(アウトサイドトラップ)、ももトラップ、胸トラップ、ヘッドなどでボールのミート(当てるところ)や力加減などを指しています。
・ボールコントロール(ボールタッチ)の感覚を養う
サッカーの基礎スキル向上の中でも、細かいボールコントロール(ボールタッチ)の感覚であるボールフィーリングを養う目的もあります。サッカーにおいてボールとの距離感やボールコントロール(ボールタッチ)のタイミングなども大切です。
・ボールコントロール(ボールタッチ)時のバランス感覚を養う
サッカー未経験の親御さんにとっては分かりづらい目的かもしれませんが、ボールコントロール(ボールタッチ)時の身体のバランス感覚を養う目的もあるでしょう。リフティングにおけるバランス感覚についてはこちらの記事でも少し触れています。
・ボールコントロール(ボールタッチ)する前の空間認知能力の向上
さらにレベルが高い目的としましては、空間認知能力の向上でしょう。ボールがどこに上がり、どのあたりに落ちてくるのかなどリフティングを通して自然と身についてきます。
リフティングテストの目的その2:メンタル
・自主性、継続性、集中力、忍耐力、改善力の促進
リフティングテストを受ける当日までに、子供たちはあらゆる壁を乗り越えなければなりません。"やらされている"ような受動的な取り組みでは、なかなか厳しいものがあります。ただ、最初は受動的な場合でも次第に自主的に取り組めるようになれば、それは変化の訪れでしょう。継続力も集中力も忍耐力も改善力もリフティングテストといったものを用意すると促進され、リフティング練習の中で"心の変化"を感じる機会が増えるようです。
・小さな成功体験の積み重ねで最終的に大きな成功体験を得られる
リフティングテストに合格するということは、子供も親御さんも嬉しいですよね。そのリフティングテスト内容にもよるかとは思いますが、多くの場合リフティングテストまでに子供たちが何を感じ、どう練習してきたか、そしてリフティングテストの本番でどんな結果だったのかを体験してほしいはずです。
例えば、リフティングの回数がテストの項目にあり、「リフティングを◯◯回やらなければならない」ということであれば、リフティングテストにおける大きな目標を達成するためにはどうしたら良いか、どのように小さな目標を立てて練習していけば良いかなどを子供たちが考えて取り組めるようになると良いですよね。
・リフティングテスト対策の必要性
リフティングテスト対策の必要性は果たしてあるのでしょうか。これは、各ご家庭のサッカーチーム(サッカースクール)のテスト項目や重要度にもよりますが、必要なことは多いでしょう。何事も"事前に対策(準備や練習)をしない方が良い結果を得られる"ということは一般的に少ないはずです。ましてやリフティングは子供も親御さんもさまざまな壁を感じることが多いので、なかなか独学では難しいのが現状ですよね。
そこで親ができるリフティングテスト対策として3つほどご紹介いたします。
・親ができるリフティングテスト対策1つ目
チームでリフティングが得意な子供(またはその親御さん)にコツや練習方法を聞いてみる。
これは子供が直接、そのリフティングが得意な友達にコツや練習方法を聞いてみて、なるべく一緒に練習する機会が増えると良いのですが、子供特有のプライドや恥ずかしさみたいなものがネックになり、なかなか聞けない場合があります。
私自身はリフティングデザイナーとして、主にサッカーのリフティングを小学生の子供たちに教えていますが、フリースタイルフットボール(リフティングの凄技みたいな競技)をしています。このフリースタイルフットボールでは文化としてJAM(ジャム)という年代や性別、レベル問わず交流し、練習する中で技を教えあったり、練習中の失敗も成功も一緒に悔しがったり、喜び合ったりする空間があるため、コツや練習方法を聞きながら練習して成功することが多いですね。
実際に得意な人から教えてもらうのは恥ずかしいことではありませんよ。
・親ができるリフティングテスト対策2つ目
リフティングに関する動画や記事を参考にまずは素直にチャレンジさせてみる。
リフティングのコツや練習方法は世の中にたくさんコンテンツが存在します。たくさんあって大変かもしれませんが、まずはどれか1人の見本にする動画や記事を参考にして、その内容をチャレンジするのが良いのではないでしょうか。リフティングテストまで期間の余裕があるようでしたら、仮に上手くいかなかったとしても、他の見本にする動画や記事を参考にして取り組んでいきましょう。
・親ができるリフティングテスト対策3つ目
実際にリフティングテストに向けた対策をサッカー指導者に取ってもらう。
上記2つの対策では不十分だなと感じた親御さんはリフティングテストを出しているサッカーチーム(サッカースクール)の指導者やリフティング指導をしている人に実際にサポートしてもらうことが良いでしょう。リフティングテストまで期間が短いご家庭では、リフティング指導のプロでさえ大変なことだと思います。
お子様のリフティング100回達成は最低限の目標達成サポート。
お子様のポテンシャルをさらに伸びるようにサポートし続けます!
この機会を逃さず、早めにスタートしましょう!!
こちらのGoogleフォームからご応募よろしくお願いいたします。
・おわりに
リフティングテストの目的で大きく2つの項目に分かれていましたが、サッカー経験者であるリフティングデザイナー吉田直人として個人的にもう少し踏み込んで考えて欲しいことを【裏テーマ】として記載しておきます。
・【裏テーマ】その1:リフティングは"メンタルコントロールをする練習"だと気がつこう
読者である親御さんはすでに感じているかもしれませんが、子供のリフティング練習はなかなか成果が出ないし、ボールは前方へ飛ぶし、ボールを拾いに行く姿を見る頻度が多く、子供もちろん自分も大変...そんな状況ではないでしょうか?
「リフティングができなくてもサッカーは楽しめるはずだし、サッカーの他の練習をたくさん取り組んだ方が上手くなるはず」と頭では理解しているつもりでも、どうしてもリフティングテストが頭にチラついて、「う〜ん、やはりリフティングテスト対策をしないと...」と感じていることもあるでしょう。
子供をサポートする親御さんですら悩まされるリフティングなので、リフティング練習を実際にする子供のメンタルは不安定になりやすいです。チームの友達と比較したり、今日はリフティング練習のやる気が出なかったり、苦手なことはなるべく避けたかったり、時には悔しくて泣いてしまったり、でも今日はなんだか少し上手くいった気がする...などさまざまな感情が頭をグルグルしています。
そういったメンタルをリフティング練習を通してコントールできるようになると、サッカーの試合や学校のテスト勉強などでも活かせそうで良いですよね。
・【裏テーマ】その2:リフティングで"サッカーにどう役立つのか考える練習"をしよう
例えば、リフティングでボールが空中に上がっている時に、子供はずっとボールを見ていると思います。次のリフティングを成功させるために必死です。これはリフティングが苦手だとしても子供はボールを自然と目で追いますよね。でも、リフティングが失敗してしまうからどうしてだろうと悩んでいるかと思います。
そのような段階では、今はそこまで下記のようなことを考えなくても良いと思いますが、リフティングを練習していて、"ボールが空中にある状況"とはサッカーだと"どのようなシーン"に多いのか。そのようなことを考えながら、リフティング練習に取り組める子供が増えると良いですよね。
一つ、イメージしやすいサッカーのシーンを挙げるとゴールキックで空中にボールが浮いているシーンなんてどうでしょうか?またディフェンスがクリアしたボールでも良いですね。
そういうシーンにおいて空中にボールがある場合、ボールウォッチャーになる人が多いです。ボールだけを見て、ボールを待つような感じですね。お子様のサッカーの練習や試合を動画撮影しているご家庭は上記のシーンがないか確認してみるのもオススメです。
では多くの人がボールウォッチャーになるということは、そこでどんな意識が必要なのでしょうか?今後、中学、高校と年代が上がり、サッカーのレベルがより高い世界になればなるほど、ボールウォッチャーの数は減ってくるとは思いますがそういった選手は下記のような意識を持ってサッカーの練習に取り組んでいることでしょう。
・周りを見て、状況を把握し、ボールが落ちてくる前に次のプレーやその先の展開を予想できるか
・ポジショニングやトラップ、パス、シュート、ドリブルなどの選択肢から瞬時に判断できるか
そのような意識をボールが空中に上がっている時に持つためには、1人で練習するのであれば例えばリフティングでボールをわざと高く上げて、その間に首を振り、周りの状況を把握してから、トラップしてリフティングを再開したりする。もしくはさらに難易度を上げるのであるならば、わざとボールを前方に飛ばして浮かし、落下地点を読みながら追いかけつつ、首を振り状況把握も忘れずにトラップしてリフティングなど、工夫したリフティング練習も可能だと思います。
あなたのお子様はどんな意識でリフティングを練習していますか?
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