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執筆者の写真リフティングオンラインスクール

子供に教えるとできる!リフティング9つのコツと5つの練習方法

更新日:5 日前




「子供がサッカーを習っているけど、どうしてもリフティングができなくて...」


リフティングって本当に上手くなるの?と思うほど、リフティングの壁は高いですよね。


リフティングにはコツと練習方法が存在します。


しかしながら、大半の子供はコツが分かったとしても、"子供に合う練習方法"を選択した上で"自主練習の継続"ができなければできるようにはなりませんでした


これは3000名以上の子供たちにリフティングサポートしてきた経験から導き出した"シンプルな答え"です。


この記事ではリフティングのコツを知り、"あなたの子供に合う練習方法"を5つの練習方法から発見することができます


そのため、この記事では実際に子供へのリフティングサポートをする際に気をつけていることも具体的に説明いたします。


「もう子供のリフティングができるようになる方法を探すのは疲れた...という方はぜひ参考にしてみてくださいね。


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「そもそもこの記事の執筆者って誰?」という声が聞こえてきそうですが

私は"リフティングデザイナー吉田直人"として、累計3000名以上の子供たちのリフティングにほぼマンツーマンで向き合ってきました。現役のリフティング専門指導者でございます。

子供のリフティングサポートが好きなサッカー経験者(リフティング歴26年)です。
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<目次>


・「なぜうちの子供はリフティングができないの?」

・「子供のリフティングの様子を把握するシンプルな2つの質問」

・「子供に教えるための片足インステップリフティング(利き足)の9つのコツと5つの練習方法」

 ・[1つ目の練習方法]レベル1:①ボールを落として足の甲(インステップ)にボールを当てる

  ▶︎1つ目のコツ(①-❶):つまさきを少し下に向ける

  ▶︎2つ目のコツ(①-❷):足の甲(インステップ)を地面と平行にする

  ▶︎3つ目のコツ(①-❸):足を上げすぎない(低いところで当てる)


 ・[2つ目の練習方法]レベル2:②片足立ちの状態から軽く当てて手でキャッチ

  ▶︎4つ目のコツ(②-❶):ほんの少しだけ足を動かす

  ▶︎5つ目のコツ(②-❷):手元に戻す力加減を覚える


 ・[3つ目の練習方法]レベル3:③足を地面につけた状態からスタート

 ・[4つ目の練習方法]レベル4:④"キレイなリフティング1回のフォーム"を2回やる


  ▶︎6つ目のコツ(④-❶):当てたら足を地面に戻そう

  ▶︎7つ目のコツ(④-❷):ボールが落ちてくるまで待とう


 ・[5つ目の練習方法]レベル5:⑤左手で手元の高さをイメージ

  ▶︎8つ目のコツ(⑤-❶):ボールが一瞬"止まる"ような最高到達地点を探す

  ▶︎9つ目のコツ(⑤-❷):リフティングする足よりも"軸足のバランス感覚"に注目

・リフティングのコツと練習方法のまとめ

・【お願い】リフティング無料診断にご協力ください

・おわりに



・「なぜうちの子供はリフティングができないの?」



「なぜうちの子供はリフティングができないのだろう…」と思ったことはありませんか?


ご安心ください。いま子供のリフティングができない状態でも高確率でリフティングはできるようになります。ただしそれは、"リフティングのコツと練習方法を見直して、子供がリフティングの自主練習を継続することができれば"のお話です。


そもそもリフティングは難しいのです。"挫折しやすい時期(リフティングの壁)"が複数回訪れます。決して簡単ではありません。多くの子供にってリフティングは"強敵"です。「本当にリフティングはできるようになるものなの?」と親だけでなく、子供も心の中で思っていることでしょう。


ちなみに"サッカーにリフティングは必要か不要か"でよく話題になりますが、"リフティングができないといけない"といったサッカーのルールは今のところ存在しません。そして、"リフティングができないから"といって子供が自信を無くしてサッカーを辞める必要もありません。

※すでにリフティングのせいで自信を無くしている様子でしたら、緊急事態だと思います。まずは詳しくお子様のご状況を把握させてください。お問い合わせはコチラ 

それでも「リフティングができるようになりたい」「子供のリフティングができるように親として何かサポートしてあげたい」気持ちはやはりありますよね。私も全力で応援いたします。


まずは現時点での子供のリフティングの様子を見ていきましょう。



・「子供のリフティングの様子を把握するシンプルな2つの質問」



この記事ではリフティング未経験〜リフティング初心者(例:リフティングフォームがよく分からない、リフティング最高回数が0回~50回ぐらいまで)の子供(小学1年生〜小学6年生)を持つ親御さん向けに書いています。

[事前確認]レベル0:⓪シンプルな2つの質問に答えてみる


クリア条件:子供のリフティングの様子を把握できればOK!



それではさっそく「ウチの子供はリフティングをどのようなやり方で練習しているのか」を確認してみましょう。シンプルな2つの質問をご用意しました。子供の様子を思い出してください。


Q1. 「子供がリフティングを練習する時、①か②のどちらの様子でしょうか?」


①片足で練習している様子

②両足で練習している様子


Q2. 「次に子供がリフティングを練習する時、③か④のどちらの様子でしょうか?」


③インステップリフティング(足の甲に当てる)を練習している様子

④ちょんちょんリフティング(足の指先やつまさきに当てる)を練習している様子


いま現在、どのような様子でも構いません。明確に分からない場合もあるかと思います。ウチの子供は"どちらかというと"どのような様子かを把握しておきましょう。


この記事では①と③の片足インステップリフティング(利き足)のコツと練習方法を解説していきます。理由はサッカーに活かせる要素が多いからです。サッカーでよく使われる基礎的なシュート(キック)であるインステップシュート(キック)の練習にもなります。子供にとっては①〜④すべて難しく感じているかもしれませんが、両足リフティングやちょんちょんリフティングよりも片足インステップリフティング(利き足)のコツや練習方法はサッカー未経験の親御さんでも教えやすい内容です。子供とコミュニケーションを取れるような練習方法もございます。ぜひ親子で一緒に楽しみながら取り組んでみましょう。


「ウチの子供は両足リフティングやちょんちょんリフティングを練習しているんだけどなぁ」という親御さんも一度この機会にご覧ください。これから紹介するコツや練習方法を子供がしっかり理解しており、ご自身(親御さん)の前でも披露できるかぜひ確認してみましょう。片足でのリフティングは両足でのリフティングにも繋がる大事な要素を含んでいます。

リフティングをサッカーで活かすためには最終的に①〜④まではクリアしておきたいです。片足でも両足でもインステップリフティングやちょんちょんリフティングを覚えておくとシュートやトラップなど無意識レベルで自然と足の動かし方の使い分けができます。特に小学生のうちに両足でボールを扱えるようにしておくと中学、高校に上がった時にバランスが良い選手に育つと思います。

〜[事前確認]と方向性まとめ〜

レベル0:⓪シンプルな2つの質問に答えてみる

クリア条件:子供のリフティングの様子を把握できればOK!

 ・この記事では①と③の片足インステップリフティング(利き足)のコツと練習方法を解説
 ・両足リフティングやちょんちょんリフティングよりも片足インステップリフティング(利き足)のコツや練習方法はサッカー未経験の親御さんでも教えやすい内容
 ・片足でのリフティングは両足でのリフティングにも繋がる大事な要素を含んでいる

〜ここまで〜

さぁ、まずは子供のために先陣を切るのは親御さんから。レベル0をクリアできましたか?目安は子供のリフティングの様子を把握できればOKです!可能でしたら、思い出すだけではなく、直接確認してみましょう。


「ウチの子供のリフティングはこんな感じか〜」という確認を終えましたら、さっそくレベル1の[1つ目の練習方法]へ進みましょう!

・「子供に教えるための片足インステップリフティング(利き足)の9つのコツと5つの練習方法」



知人のyoutubeチャンネルに出演した際の動画の詳細解説となります。

チャンネル登録と高評価よろしくお願いいたします。


※私はリフティングに関するyoutubeチャンネルを持っておりません。youtube出演依頼がありましたら、気軽にお問い合わせください。




[1つ目の練習方法]レベル1:①ボールを落として足の甲(インステップ)にボールを当てる


クリア条件:目安は10回中8回以上、連続で成功すればOK!





1つ目のコツ(①-❶):つまさきを少し下に向ける


【NG例:その1】子供の様子を見るとはじめはつま先が少し下に向いていても、ボールが足の甲(インステップ)に当たる瞬間につま先が上を向いてしまう(極端に足首を曲げて動かしているような)現象。その場合は「つま先は下に向けておくだけだよ〜」と上記のフォームを手のジェスチャーも含めて、親御さんが目の前で披露してみましょう。



さらにしっかりと親御さんの足元のフォームを子供がチェックするように"指先"と"目線"で子供の視線を誘導しましょう。



2つ目のコツ(①-❷):足の甲(インステップ)を地面と平行にする


足の甲(インステップ)を地面と平行にすることで、ボールの中心に当たりやすくなります。


3つ目のコツ(①-❸):足を上げすぎない(低いところで当てる)


【NG例:その2】ボールに当たる足の場所はOKでもリフティングが失敗しやすい"足上げリフティング"現象。あなたのお子様はどうですか?


足の甲(インステップ)でボールに当たっていますが、地面から離れた高い位置だと...



軽く当てたつもりでも...



ボールを"蹴る(蹴り上げる)"意識が出てきてしまう子供もいます。



そのためボールが見上げる高さまで浮いてしまい、リフティングのイメージはボールを"蹴る"ままです。


リフティングは浮いているので可能ですが、大抵はそのあとの落下スピードが早くなります。子供は落ちてくるボールを早く蹴ろうとしたり、力が入ってしまい、ボールをさらに高く蹴り上げてしまうでしょう。このやり方ですと、リフティングが苦手な子供は連続でリフティングをやろうとすると1〜3回ぐらいで終了してしまいます。

必ずボールに触れる瞬間が"地面に近い位置=低い位置"であることを確認しましょう。



親子(2人1組)でコミュニケーションも取れる練習方法です。子供と向かい合って一緒に練習してみましょう。



親御さんからスタートして、見本を行いましょう!手元から...



ボールを落として、低い位置で浮かした地面と平行な足の甲(インステップ)に当てて...



真正面にいる相手にボールが転がるぐらいがちょうどいいですよ。



親子で交互に取り組むと、子供が真似しますので、一緒にコミュニケーションを取りましょう。



この[1つ目の練習方法]は親御さんも子供も「何の練習なの?」と思うかもしれません。それでもリフティング練習方法で一番始めに何を教えてあげればいいのか分からない場合や子供のリフティングを見ているとボールが毎回高く上がりすぎている場合は特にオススメしている練習方法となります。


この記事をここまで読んでいる親御さんは子供にサッカーを習わせているかと思います。ご存知かもしれませんが、小学生の子供はサッカーを習うと主に3つの練習を基礎練習として取り組みます。


①ボールを運ぶ(ドリブル)

②ボールを止める(トラップ)

③ボールを蹴る(シュート、パス)


その中でも③ボールを蹴る(シュート、パス)という行為はサッカーをしている小学生の子供はもちろんのこと、サッカー未経験の親御さんも"サッカーボール"が目の前にあったら"蹴る"イメージが先行しませんか?


小学生の子供(特に小学校低学年)はボールを蹴るのが好きなので、ボールを高く蹴り上げて頑張って浮かし続けようとしています。そのサッカーボールに対するイメージをまず無くしてもらう練習方法になります。リフティングではボールを"蹴らない"、"当てる"だけ。最初はこれを親御さんが子供に伝えつつ、子供にも自分の口で呟いてもらいましょう。


多くの子供や親御さんがイメージするリフティング
→ボールを"蹴る"。足を蹴り上げて、高い位置でボールを空中に"浮かし続ける"

ぜひイメージを変え自主練習して欲しいリフティング
→ボールは"蹴らない"。足を少し浮かせて、低い位置でボールを足の甲に"当て続ける"

〜[1つ目の練習方法]と3つのコツまとめ〜

レベル1:①ボールを落として足の甲(インステップ)にボールを当てる

クリア条件:目安は10回中8回以上、連続で成功すればOK!

 1つ目のコツ(①-❶):つまさきを少し下に向ける
 2つ目のコツ(①-❷):足の甲(インステップ)を地面と平行にする
 3つ目のコツ(①-❸):足を上げすぎない(低いところで当てる)

 【NG例:その1】子供の様子を見るとはじめはつま先が少し下に向いていても、ボールが足の甲(インステップ)に当たる瞬間につま先が上を向いてしまう(極端に足首を曲げて動かしているような)現象。

 【NG例:その2】ボールに当たる足の場所はOKでもリフティングが失敗しやすい"足上げリフティング"現象。

〜ここまで〜

さぁ、あなたのお子様はレベル1をクリアできましたか?目安は10回中8回以上、連続で成功すればOKです!子供と向かい合ってあなたの目の前にボールが転がってきた回数を数えてみましょう。


焦らず、子供のペースで進めていきましょう。早くクリアするより、大切なのは毎回当たり前(一発成功)になるまで自主練習を継続することです。「ウチの子供は[1つ目の練習方法]は余裕そうだなぁ」という様子を確認できましたら、レベル2の[2つ目の練習方法]へ進みましょう!


[2つ目の練習方法]レベル2:②片足立ちの状態から軽く当てて手でキャッチ


クリア条件:目安は10回中8回以上、連続で成功すればOK!



片足立ちキープのままやりましょう。[1つ目の練習方法]レベル1:①ボールを落として足の甲(インステップ)にボールを当てる と同じ状況ですね。



4つ目のコツ(②-❶):ほんの少しだけ足を動かす

ほんの少し動かすだけですよ。ここから...



少しずつ...



このぐらいまで。少しだけのイメージです。



5つ目のコツ(②-❷):手元に戻す力加減を覚える

手元から落として...



ほんの少し動かして当てるだけ(4つ目のコツ(②-❶):ほんの少しだけ足を動かす。)



手元に戻す力加減を覚えましょう!



【NG例:その3】足の指先に当たり、角度もついている現象。足の甲ではないので、ほんの少し動かす気持ちでやっても、ボールへの力はほぼ浸透しないためボールが上がりません。






【NG例:その4】足を動かしすぎて高い位置で角度をつけた状態で足の甲にあたる現象。バック回転がかかり、真上に上がらず、自分の方へボールが飛んできてしまいます。





〜[2つ目の練習方法]と2つのコツまとめ〜

レベル2:②片足立ちの状態から軽く当てて手でキャッチ

クリア条件:目安は10回中8回以上、連続で成功すればOK!

 4つ目のコツ(②-❶):ほんの少しだけ足を動かす
 5つ目のコツ(②-❷):手元に戻す力加減を覚える

 【NG例:その3】足の指先に当たり、角度もついている現象。足の甲ではないので、ほんの少し動かす気持ちでやっても、ボールへの力はほぼ浸透しないためボールが上がりません。

 【NG例:その4】足を動かしすぎて高い位置で角度をつけた状態で足の甲にあたる現象。バック回転がかかり、真上に上がらず、自分の方へボールが飛んできてしまいます。

〜ここまで〜

さぁ、あなたのお子様はレベル2をクリアできましたか?目安は10回中8回以上、連続で成功すればOKです!レベル1ではボールは"蹴らない"で"当てる"だけでしたね。レベル2からほんの少しだけ足を動かし、少しずつ手元の高さに戻す力加減を目指しています。このレベル2でボールを"蹴る(蹴り上げる)"様子でしたら、一旦レベル1に戻りましょう。レベル1とレベル2を行き来してみてください。


レベル2が難しい場合、レベル1に戻るのは恥ではありません。むしろ、"出来たつもり"で前に進むのは自主練習の質が落ちます。焦らず、子供のペースで進めていきましょう。「ウチの子供は[2つ目の練習方法]は余裕そうだなぁ」という様子を確認できましたら、レベル3の[3つ目の練習方法]へ進みましょう!


[3つ目の練習方法]レベル3:③足を地面につけた状態からスタート


クリア条件:目安は10回中8回以上、連続で成功すればOK!


片足立ちはしないで大丈夫ですよ。両足で自然と立ちましょう。



手元からボールを...



落とし始めたら...思い出してください。子供のリフティングは5つのコツを理解していそうですか?リフティング5つのコツを覚えると"キレイなリフティング1回のフォーム"が完成します。


この"キレイなリフティング1回のフォーム"がとても重要です。リフティングを繰り返し、回数が伸びてもこの"キレイなリフティング1回のフォーム"になるよう、もう一度おさらいしましょう!

 1つ目のコツ(①-❶):つまさきを少し下に向ける
 2つ目のコツ(①-❷):足の甲(インステップ)を地面と平行にする
 3つ目のコツ(①-❸):足を上げすぎない(低いところで当てる)
 4つ目のコツ(②-❶):ほんの少しだけ足を動かす
 5つ目のコツ(②-❷):手元に戻す力加減を覚える

1枚目



2枚目



3枚目



上記1枚目のフォーム=2つ目のコツ(①-❷):足の甲(インステップ)を地面と平行にする状態ですよね。

2枚目のフォーム=ボールが足の甲(インステップ)に当たる瞬間は、自然と少しつま先が上向きになります。

しかし、これは"意識してつま先を上向きにしている"のではなく、リフティングの5つのコツ▶︎一言でまとめるとリフティングではボールを"蹴らない"意識があります。

そのため"自然とつま先が少し上向きになる"だけです。意識して足首を動かして曲げているのではなく、自然と出る微動なのでさほど気にしないでください。

足を地面につけた状態から、ボールを"蹴らない"意識で3枚目のフォーム=5つ目のコツ(②-❷):手元に戻す力加減を覚えることができているかどうかに注目しましょう。

〜[3つ目の練習方法]と大事なポイントまとめ〜

レベル3:③足を地面につけた状態からスタート

クリア条件:目安は10回中8回以上、連続で成功すればOK

リフティング5つのコツを覚えると"キレイなリフティング1回のフォーム"が完成します。
 
〜ここまで〜

さぁ、あなたのお子様はレベル3をクリアできましたか?目安は10回中8回以上、連続で成功すればOKです!レベル3までクリアするとようやく"キレイなリフティング1回のフォーム"が完成しますよ。リフティングが苦手な子供やサッカーチームの課題のためにもリフティングサポートしてあげたい親御さんの多くが"キレイなリフティング1回のフォーム"よりも"リフティング最高記録更新"に興味を示されていると思います。ただ、いまこの記事を読まれている親御さんにはぜひ前者である"キレイなリフティング1回のフォーム"にこだわっていただきたいです。今は"リフティング最高記録更新"を目指さず、"キレイなリフティング1回のフォーム"を目指してリフティングのコツや練習方法を自主練習で覚えましょう。


「う〜ん...それでもウチの子はリフティング回数を伸ばさなければいけないんだけど。しかも、なるべく早く。時間無いし...」という親御さんも多いですよね。ただ、リフティング最高記録更新はリフティング1回の質が良くなれば後から自然と伸びます。あくまでリフティング最高記録更新は"キレイなリフティング1回のフォーム"にこだわり続けた後のご褒美にすぎません。

リフティング最高記録更新をいまの段階で目指すと"キレイなリフティング1回のフォーム"へのこだわりがなくなり、"回数が伸びれば良い"という気持ちになりやすいです。ボールを"蹴る(蹴り上げる)"意識も戻ってきてしまいます。

お子様も親御さんも"じれったい"気持ちになると思いますが、いまは焦らず、丁寧に取り組みましょう。レベル1~レベル3とだんだんと覚えることが多くなってきましたね。ここまでくればあと少しです!

日頃の仕事や家事の合間をぬっての子供のサポートはとても大変だと思います。それでも子供は大きくなると親御さんがいままで取り組んできたサポートの"ありがたみ"を感じ、いま以上に感謝する日が来るでしょう。リフティングに取り組み大変な思いをしているのは子供ですが、親御さんも一緒に戦っていますよね。親子で乗り越えましょう。

「ウチの子供は[3つ目の練習方法]は余裕そうだなぁ」という様子を確認できましたら、レベル4の[4つ目の練習方法]へ進みましょう!


[4つ目の練習方法]レベル4:④"キレイなリフティング1回のフォーム"を2回やる


クリア条件:目安は10回中8回以上、連続で成功すればOK!



1回目(当てるだけ)



足は地面に戻しましょう(後ほどの6つ目のコツでも紹介しますよ)



落ち始めたらゆっくりほんの少し動かすだけを意識



2回目(当てるだけ)



リフティングを続けられそうでも一旦手元の高さに戻ってきたボールを取っちゃいましょう。あくまで"キレイなリフティング1回のフォーム"を2回繰り返すことはできるのか。その確認です。



6つ目のコツ(④-❶):当てたら足を地面に戻そう

レベル4:④"キレイなリフティング1回のフォーム"を2回やってみる。この練習は2回目のスタート時点の状態が、1回目のスタート時点の状態と同じになっている必要があります。なぜだか分かりますか?



1回目のスタート時点に戻しましょう。



【NG例:その5】回数を増やそうと焦ってフォームがバラバラになる現象。地面に足を戻さずそのまま足を動かす子供が多いので要注意。


これが先ほどの理由です。例えば、下記のようなシーンをたまに見かけませんか?本当にリフティングを始めたての子供の場合、ありがちな練習風景です。



足を地面に戻さないで...



そのまま連続でボールを浮かそうとするシーン。これは"キレイなリフティング1回のフォーム"を2回出来ている...と言えるのでしょうか?足を地面に戻しましょう!



7つ目のコツ(④-❷):ボールが落ちてくるまで待とう

「ウチの子供は足を地面に戻すことが出来ている様子。けど、2回目のリフティングがなんか変なんだよなぁ...」 もしかして、【NG例:その2】ボールに当たる足の場所はOKでもリフティングが失敗しやすい"足上げリフティング"現象。これになっていませんか?そこで下記を思い出してください。覚えていますか?


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[1つ目の練習方法]レベル1:①ボールを落として足の甲(インステップ)にボールを当てる


3つ目のコツ(①-❸):足を上げすぎない(低いところで当てる)


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3つ目のコツは7つ目のコツと繋がってきます。リフティングを連続で練習し始めると、最初に出来ていたことが急に出来なくなってしまうことがあります。それでも焦らず、丁寧にいきましょうね。このスタンスは変わりません。ボールが地面に落ちてくるまで待ちましょう。



このぐらいの位置まで落ちてきたら...ですね。



試しにやってみましょう。下記のこの時点では足はまだ地面についたままです。



ボールがおへそあたりまできましたね。まだ右足は地面にスレスレでついています。



ヒザぐらいの高さまできました。このあたりで、4つ目のコツ(②-❶):ほんの少しだけ足を動かす。これを思い出しましょう。



1回目でボールが足の甲(インステップ)に当たりました。



ボールが少し浮き始めたら、足を元の位置に戻していますね。



さぁ、またボールが落ち始めてヒザの高さまできました。このあたりで、4つ目のコツ(②-❶):ほんの少しだけ足を動かす。これをまた思い出しましょう。



2回目もボールが足の甲(インステップ)に当たりました。



〜[4つ目の練習方法]と2つのコツまとめ〜

レベル4:④"キレイなリフティング1回のフォーム"を2回やってみる

クリア条件:目安は10回中8回以上、連続で成功すればOK!

 6つ目のコツ(④-❶):当てたら足を地面に戻そう
 7つ目のコツ(④-❷):ボールが落ちてくるまで待とう

 【NG例:その5】回数を増やそうと焦ってフォームがバラバラになる現象。地面に足を戻さずそのまま足を動かす子供が多いので要注意。
 
〜ここまで〜

さぁ、あなたのお子様はレベル4をクリアできましたか?目安は10回中8回以上、連続で成功すればOKです!リフティングが苦手でもリフティング2回をできる子供は多いかもしれませんが、"キレイなリフティング1回のフォーム"を意識してリフティング2回をできる子供は多くありません。ぜひあなたのお子様にはいまリフティングが苦手でも"キレイなリフティング1回のフォーム"を意識してリフティング2回をできるようになっていただきたいです。


さてさて、お子様はレベル1~レベル4までの自主練習をいまもしっかり続けていますか?たかがリフティング2回、されどリフティング2回です。いまもまだ"リフティング最高記録更新"を意識せず、丁寧に進めていきましょう。「ウチの子供は[4つ目の練習方法]は余裕そうだなぁ」という様子を確認できましたら、レベル5の[5つ目の練習方法]へ進みましょう!


[5つ目の練習方法]レベル5:⑤左手で手元の高さをイメージ


クリア条件:目安は10回中8回以上、連続で成功すればOK



さぁ、これで"キレイなリフティング1回のフォーム"を2回できるようになりました。あとはボールの高さをそろえておきましょう。覚えていますか?


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[2つ目の練習方法]レベル2:②片足立ちの状態から軽く当てて手でキャッチ


5つ目のコツ(②-❷):手元に戻す力加減を覚える


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5つ目のコツは[5つ目の練習方法]と繋がってきます。5つ目のコツの時は片足立ちの状態で手元に戻す力加減を覚えましたね。[5つ目の練習方法]のレベル5では両足立ちの状態から普通にスタートして"キレイなリフティング1回のフォーム"を2回した時にどちらも左手の手元の高さにそろえられるか確認してみましょう。


左手を下記のようにセットして、右手でボールを持ちます。



ボールを落としたら1回目...



足を地面に戻して、ボールは左手の手元の高さに戻っていますね。



ボールが落ちてきて2回目です。



左手の手元の高さに戻ってきたら、右手でボールの真下からキャッチ。


8つ目のコツ(⑤-❶):ボールが一瞬"止まる"ような最高到達地点を探す

1回目の時も2回目の時も、ボールの最高到達地点が左手の手元の高さになるはずです。そのため、ボールが左手の手元の高さで一瞬"止まる"ような状態になればOKです。右手でボールをキャッチする時は、どちらかというと"そっと"右手に乗るような感覚ですよ。



9つ目のコツ(⑤-❷):リフティングする足よりも"軸足のバランス感覚"に注目

[1つ目の練習方法]と[2つ目の練習方法]の共通点を覚えていますか?


[1つ目の練習方法]

レベル1:①ボールを落として足の甲(インステップ)にボールを当てる

[2つ目の練習方法]

レベル2:②片足立ちの状態から軽く当てて手でキャッチ

レベル1の字面だけでは分かりづらいと思いますが、しっかりと内容を理解されている方には気がつけるかもしれません。そうです、どちらも"片足立ち"で練習を始めましたよね。


それではなぜ最初に片足立ちからスタートしたのでしょうか?



これは子供はもちろん、サッカーコーチも親御さんも気がつきにくい視点かもしれません。なぜなら、多くの方々が"ボールに触れる足"に注目しすぎているからです。


「ウチの子供はリフティングのコツも練習方法も覚えた。でも何かがおかしい...」


親御さんがお子様のリフティング練習を見る時に"ボールに触れる足"ではなく"軸足のバランス感覚"にも注目してましょう。


~"軸足のバランス感覚"に注目しましょう~

例:利き足が右足の子供の場合

片足立ちがバランス崩さずできる
→利き足をゆっくり動かすのが可能。なぜなら、片足でずっと立っていられるから。

片足立ちがバランス崩しがち
→利き足をはやく動かしたい。なぜなら、片足で立っていられず、地面に早く足を戻したいから。

※利き足が右足の人は左足が軸足なので、基本的にはサッカーでボールを蹴る時は軸足の左足の片足立ちでバランスを保ちます。そのため、基本的には皆さんバランス感覚はあると思いますが意外と片足立ちをキープできる子供が少ないです。いまバランスが崩れても、この[1つ目の練習方法]と[2つ目の練習方法]の片足立ちスタートのトレーニングで改善されますのでご安心ください。

~ここまで~

リフティングはボールに触れる足に多くの方々が注目しますが、ボールに触れない軸足のバランス感覚が実は大事なポイントです。気がつきにくいポイントなのでお気をつけください!



〜[5つ目の練習方法]と2つのコツまとめ〜

レベル5:⑤左手で手元の高さをイメージ

クリア条件:目安は10回中8回以上、連続で成功すればOK!

 8つ目のコツ(⑤-❶):ボールが一瞬"止まる"ような最高到達地点を探す
 9つ目のコツ(⑤-❷):リフティングする足よりも"軸足のバランス感覚"に注目

〜ここまで〜


・リフティングのコツと練習方法のまとめ


リフティング5つの練習方法:


・[事前確認]レベル0:⓪シンプルな2つの質問に答えてみる
・[1つ目の練習方法]レベル1:①ボールを落として足の甲(インステップ)にボールを当てる
・[2つ目の練習方法]レベル2:②片足立ちの状態から軽く当てて手でキャッチ
・[3つ目の練習方法]レベル3:③足を地面につけた状態からスタート
・[4つ目の練習方法]レベル4:④"キレイなリフティング1回のフォーム"を2回やる
・[5つ目の練習方法]レベル5:⑤左手で手元の高さをイメージ

リフティング9つのコツ:


・1つ目のコツ(①-❶):つまさきを少し下に向ける
・2つ目のコツ(①-❷):足の甲(インステップ)を地面と平行にする
・3つ目のコツ(①-❸):足を上げすぎない(低いところで当てる)
・4つ目のコツ(②-❶):ほんの少しだけ足を動かす
・5つ目のコツ(②-❷):手元に戻す力加減を覚える
・6つ目のコツ(④-❶):当てたら足を地面に戻そう
・7つ目のコツ(④-❷):ボールが落ちてくるまで待とう
・8つ目のコツ(⑤-❶):ボールが一瞬"止まる"ような最高到達地点を探す
・9つ目のコツ(⑤-❷):リフティングする足よりも"軸足のバランス感覚"に注目

リフティング5つのNG例:


 【NG例:その1】子供の様子を見るとはじめはつま先が少し下に向いていても、ボールが足の甲(インステップ)に当たる瞬間につま先が上を向いてしまう(極端に足首を曲げて動かしているような)現象。

 【NG例:その2】ボールに当たる足の場所はOKでもリフティングが失敗しやすい"足上げリフティング"現象。

 【NG例:その3】足の指先に当たり、角度もついている現象。足の甲ではないので、ほんの少し動かす気持ちでやっても、ボールへの力はほぼ浸透しないためボールが上がりません。

 【NG例:その4】足を動かしすぎて高い位置で角度をつけた状態で足の甲にあたる現象。バック回転がかかり、真上に上がらず、自分の方へボールが飛んできてしまいます。

 【NG例:その5】回数を増やそうと焦ってフォームがバラバラになる現象。地面に足を戻さずそのまま足を動かす子供が多いので要注意。



・おわりに


これまで多くの子供たちのリフティングをサポートしてきました。リフティングに関するお悩みはまだまだ"親子だけ"で簡単に解決するものではなさそうです。


私は"リフティングデザイナー吉田直人"としてリフティングのサポートをする中で気がついたことがあります。それはリフティングができるようになるまでの過程で"できない・やりたくない・無理"と思っていたリフティングが実は"できる・やりたい・可能"であることに気がつくと、何か他の物事(例えば勉強)に対しても同じスタンスで望めるようになるということです。


私の場合は、"リフティング"を1つのツールとして活用しておりますが、正直なところ、別に"リフティング"に限ることではないと思います。しかし、子供の頃からサッカーを続けてきた中で"リフティング"が一番伝えやすいですし、いまサッカーを頑張っていて、リフティングの課題に取り組んでいる子供には"途中、何度も諦めてもいいので、最終的に立ち直れるような人"になってほしいなと思います。


何か1つ努力で手に入れた"得意"は"自信"に変わり、他の物事に対しての"原動力"になります。


それが私の場合は"リフティング"でした。


ご多忙にも関わらず、お読みいただきありがとうございました。


そんな私でよろしければぜひお子様のアシストをさせてください。


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お子様のポテンシャルをさらに伸びるようにサポートし続けます!


この機会を逃さず、早めにスタートしましょう!!


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"リフティングデザイナー吉田直人"



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